読谷山花織
(よみたんざんはなおり)
- 産地:
沖縄県
説明
沖縄本島にある読谷村で生産されている花織の紬織物。「首里花織」に対して、色や柄、そして技法にも南方色が強く見られるのが特徴的です。
首里の上流階級や士族、読谷の人々だけしか着用が許されなかったそうで、琉球王国の保護を受け発展していきました。
1609年に琉球王国が薩摩藩の侵攻を受け服属し、貢納布として納めるようになったことで、より高度な織柄が求められるようになり、さらに技術が向上していったと言われています。
明治中頃、需要が減ったことで次第に衰退し生産が途絶えましたが、1964年に織物の技術者たちにより復興されました。
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