土佐綿紬

土佐綿紬
(とさめんつむぎ)

  • 産地:
    高知県
カテゴリー:

説明

高知県香南市香我美町周辺で生産されている木綿織物。縞柄と素朴な肌触りが特徴的です。

文化年間(1804年~1817年)の頃、土佐藩が綿花の栽培を奨励しており、その頃から土佐綿紬が織られるようになったと言われています。

かつては「赤岡縞」や「岸本縞」とも呼ばれ、明治・大正時代には普段着として多く着用されていたそうですが、その後、着物の需要の低下などの影響で次第に衰退。

現在、ほとんど生産されていないようです。