南部紬 2022.06.09 南部紬 (なんぶつむぎ) 産地: 岩手県 カテゴリー: 着物の産地 説明 岩手県岩泉町や花泉町で織られている紬。 起源は明らかではないですが、江戸時代には、南部藩に保護・奨励され、盛んに織られていたそう。寛政年間(1789年~1800年)に幕府への献上品として用いられたことがきっかけとなり、南部紬の名は世に知られるようになったと言われています。 南部紬は、南部紫根染や南部茜染によって縞に先染めした織物でしたが、染料の原料である紫草や茜草の入手が難しくなるにつれ、白地のまま販売されるようになりました。 現在、職人が少なくなり、生産量もわずかとなっています。 このページを見た人はこんなページも見ています 丹後縮緬 南部紫根染 首里織 琉球絣 松阪木綿 郡上紬 出雲裂織 本塩沢