ミンサー織
(みんさーおり)
- 産地:
沖縄県
説明
沖縄県の各地で生産されている綿織物。
竹富島周辺で織られる「八重山ミンサー」が代表的で、畝のある厚手な地風と、市松状に配した四つ玉・五つ玉の絣柄と縞の組み合わせが特徴です。
ミンサーという言葉の由来は、綿で織られた幅が狭い帯(綿狭)からきたと言われています。
市松状に配した四つ玉・五つ玉の絣柄は、「いつ(五)の世(四)までも変わらぬ愛を誓う」という意味があり、男性に求婚された女性が、返事代わりに幅の狭い織物を自分で織り、贈っていたそうです。また、ムカデの足のような柄には「足しげくおいでください」という意味があります。
主に男性用の帯に使われていましたが、現在、女性用の帯のほかにも財布や名刺入れなど様々な製品が作られています。
■ミンサー織の商品Pick Up