小倉織

小倉織
(こくらおり)

  • 産地:
    福岡県
カテゴリー:

説明

福岡県北九州市で織られている縦縞模様が特徴的な木綿織物。「小倉木綿」とも呼ばれています。

起源ははっきりしませんが、江戸初期には小倉織が存在していたと言われており、徳川家康が小倉織の羽織を着用したという記録も残っているそうです。

嘉永年間(1848年~1854年)頃の小倉織の最盛期には、全国に流通するほどでしたが、その後、小倉藩の産業政策の失敗により生産体制を混乱させたことや、長州藩との戦いで職人が離散したことなどの影響で次第に衰退。

明治時代になると一時回復の兆しが見えましたが、社会の変化に対応できず昭和初期に完全に途絶えてしまいました。

しかし1984年、染織家である築城則子が苦労の末に復元に成功。そして現在に至ります。

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