綾の手紬
(あやのてつむぎ)
- 産地:
宮崎県
説明
宮崎県東諸県郡綾町で生産されている絹織物。着物の中では比較的歴史が浅く、1966年に秋山眞和により創製された織物になります。
ルーツは沖縄。
大正時代に、沖縄にて秋山眞和の父である秋山常磐が染織業を営んでいましたが、戦争で沖縄の工場をすべて失ってしまい、1951年に宮崎で再出発をはたしました。その後、秋山眞和が染織業を引継ぎ、宮崎県東諸県郡綾町に工房を創設し、綾の手紬が誕生したそうです。
秋山眞和が主宰する綾の手紬染織工房では、「大和貝紫」という染料の復元や、幻の繭といわれる「小石丸」の商業化に成功させるなど、様々な取り組みが行われています。
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