この記事では、着物に汚れがついたときの応急処置の方法を紹介しています。
なお、あくまで基本的なことしか書いていないので、手に負えない!ってときは、早急に悉皆屋などの専門店に行くようにしてください。
着物に汚れがついたときの応急処置
外出先などで着物を汚してしまったら、しみの下にあて布をして、上から濡らして固くしぼったハンカチなどで、軽くたたきます。
へたにこすると余計に広がってしまうだけなので注意してください。
応急処置をして、後で専門店に相談に行くのがベストです。
ファンデーションがついた場合
衿などについたファンデーションは、裏側からはたいて落とした後、汚れた部分に裏からあて布をして、ベンジンを含ませた布などで叩いて外にぼかすようにして拭きます。
こするのは厳禁です
汗じみがついた場合
ブラシをかけてからベンジンを含ませた布で、汗じみを外にぼかすようにして叩いてふき取ります。
時間が経って変色してしまった汗じみについては、悉皆屋などの専門店でしみ抜きをしてもらう必要があります。
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