この記事では、着物を着る前に、着付けの下準備としてやっておいたほうかいいことを紹介しています。
前日に着物を吊るす
着物を着る前に、着物や長襦袢・帯は、一晩は吊るしておきましょう。
こうすることで、防虫剤などの匂いがとれ、たたみじわもとれる効果があります。
なるべく衣紋掛けにかけるのが良いですが、ハンガーしかない時は、タオルをハンガーにかけ、着物の肩に跡がつかないようにする方法もあります。
一番気をつけるポイントは、裾がしわにならないように、裾を床につけないことです。
ヘアメイクは着物を着る前にすます
化粧品や髪の毛につける整髪剤で着物を汚さないように、ヘアメイクは着付け前にすませておくのがおすすめです。
順番を変えるとしたら、先に髪の毛をまとめ、着付けをすませた後で、胸元に布をかけて着物が汚れないようにしてから、化粧をするのが良いと思います。
長襦袢や着付け小物の下準備
長襦袢に半衿を縫い付け、衿芯を長襦袢の内側を通し半衿に通しておきます。
帯枕は帯揚げでくるんでおきます。
紐類はまとめておくようにしましょう。
着付け時は手の自由が少ないので、紐をいざ締めようと思ったときに、手が届きにくいところに置いてると、それが原因で着付け途中で着崩れしたりします。
着付けする場所に椅子があれば、椅子の背中に、ちょうど紐の真ん中がつかみやすいようにかけておくと扱いやすく、着付け時に便利です。
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