この記事では、着物のコーディネートの基本的なポイントについて紹介していきます。
着物のコーディネートのポイント
まず、前提として、着物と帯の格はそろえるようにします。また、着物の格を覚え、その場に合った着こなしをするようにしましょう。
素材の選び方
素材の選び方としては、着物と帯は同じ素材にするのが無難です。
異なる素材を合わせる場合は、帯より着物のボリュームが出ないようにします。
色は近い色でまとめる
洋服の時と同じように、着物も同系色のグラデーションでコーディネートするのが一番無難で失敗しない方法です。
小物類を合わせる時に、少しポイントとなる色を入れるのも良いです。
一番のポイントは「自分に似合う色」を選ぶことです。着物は色の面積が広いので、近い色で合わせる時にはどんな色を主にするかが重要です。
色柄の組み合わせ方
アンティーク着物のように大胆な柄の着物は、帯回りの色と八掛など、どこか一ヶ所を同じ色にすると、まとまりやすくなります。
色柄ばかりになって、ごちゃごちゃしてる時にはどこかにモノトーンを入れると全体が落ち着きます。
無地の着物のコーディネート
無地の着物は落ち着きやすい反面、地味になりやすいので、思いきって反対色の帯や華やかな小物を合わせるなどして、華やかさを出すのがおすすめです。
帯揚げと帯締めを、間の色にすると全体的にまとまります。
着物と半衿の色合わせ
困ったときには、何にでも合わせられる白の半衿を選びましょう。ちなみに、フォーマルな席では白地で、色無地の半衿はおしゃれ着に合わせます。
着物が地味な場合は、柄の半衿を合わせると華やかになります。その時、いつもより半衿を多めに見せる着こなしがおすすめです。
夏には、ビーズの半衿で涼しさを演出するのもありですね。
着物と半衿の合わせ目について
のどのくぼみから指2本くらい下が合わせ目の目安です。
半衿は深く合わせると、カジュアルでレトロな印象になります。半衿を多く見せる着こなしをしたい時には、この合わせ方がおすすめです。
半衿を浅く合わせると、すっきりと大人っぽい印象になります。
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