「アンティーク着物」と「リサイクル着物」。
両方とも古い着物とか中古の着物といったニュアンスですが、これらの呼び方の差はどこから来るのか?と言うと、主に生産された時期で分けられています。
アンティーク着物とリサイクル着物
アンティーク着物とは
アンティーク着物は、一般的に明治から昭和初期くらいまでに作られた戦前の着物です。
大胆な柄や深みのある色合いなどが特徴的です。
リサイクル着物とは
リサイクル着物は、戦前のものであるアンティーク着物に対して、戦後の着物のことを指します。
アンティーク着物のような骨董的価値があるものが少ない分、価格は手頃なものが多いです。買いに行かなくても、家の箪笥で眠ってる可能性が高いのがリサイクル着物です。
アンティークという言葉の定義
ちなみに。
「アンティーク」という言葉の定義はすごく曖昧ですが、一応”製造後100年を経過したもの”というものがあります。(これはアメリカの関税法を根拠にしているそう。)
着物の場合は、100年経過すると古すぎて着られないものが多いので、100年経たずとも戦前/戦後で区切っているみたいです。
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