「鬼滅の刃」の着物(羽織)の柄の名前と意味を紹介

鬼滅の刃のアニメのクオリティが高すぎる件…!

さて、この記事は鬼滅の刃の登場人物たちが着ている着物(厳密には羽織ですね)の柄の名前とその意味を紹介していきます。

「鬼滅の刃」の着物の柄の名前と意味

竈門 炭治郎(かまど たんじろう)の着物の柄の意味


竈門炭治郎の着物の柄の名前は市松模様(いちまつもよう)です。

この模様は「石畳」や「霰(あられ)」などと呼ばれていましたが、江戸時代に佐野川市松という歌舞伎役者が舞台で着用したことで流行し、一般的に市松模様と呼ばれるようになりました。

ちなみに、禰豆子の帯も市松模様です。

市松模様の意味

「子孫繁栄」など

我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)の着物の柄の意味


我妻善逸の着物の柄の名前は鱗模様(うろこもよう)です。

連続する三角形を龍や蛇、魚などの鱗に見立てていることから、こう呼ばれています。古くからある柄で、有名どころで言うと、北条家の旗印や家紋にも使われていますね。

鱗模様の意味

「厄除け」「再生」など

竈門 禰豆子(かまど ねずこ)の着物の柄の意味


竈門禰豆子の着物の柄の名前は麻の葉模様(あさのはもよう)です。

もともと麻の葉に似せて作られたわけではなく、六角形の幾何学模様が麻の葉に似ていることから、麻の葉模様と呼ばれるようになりました。

麻の葉模様の意味

「厄除け」「魔除け」「子供の健やかな成長」など

胡蝶 しのぶ(こちょう しのぶ)の着物の柄の意味

胡蝶しのぶの着物の柄の名前は(ちょう)です。そのまんまですね。

蝶柄の着物といえば、抽象的に表現された蝶本体が描かれているものが多いのですが、胡蝶しのぶの着物(羽織)は蝶の羽がモチーフとなっています。

また、胡蝶しのぶの蝶柄のモチーフとなっている蝶は「アサギマダラ」になります。鬼滅の刃を最後まで読んでいる方はアサギマダラの生態を調べてみると面白いですよ。

蝶の柄の意味

「長寿」「不死不滅」「立身出世」「夫婦円満」など

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